桃園客家の里を旅する

桃園客家の里を旅する

近年、台湾政府は「台三線客家ロマンチック街道」を積極的に打ち出しています。これは、台北市から屏東県をつなぐ主要道路「台三線」周辺の開拓の歴史や、そこに暮らす人々の文化、産業を結集した国家規模のプロジェクトです。その狙いは、文化的価値を高める政策により、客家の産業と経済を振興させることにあります。台三線は主に山地を通るため、「内山公路」と呼ばれています。桃園には新屋、楊梅、平鎮、龍潭、中壢、観音、大園、大渓などの客家集落がつらなり、これら地域を合わせた客家人口は台湾で最も多い八十五万人です。さらに、桃園は山岳エリアや海浜エリア、賑わいを見せる都会など様々な姿を併せ持ち、豊かな生活と文化、歴史に満ちた多彩なエリアです。

桃園は台三線随一の客家都市ということもあり、より多くの人の関心を引き寄せ、客家文化の発展に参与する責任があると考えています。そこで、特別に本書『台三線の第一歩 桃園客家の里を旅する』を出版し、客家の里・桃園に息づく人や物語、考え方を見つけ、建築や産業、アート、まちづくりなどの視点から、客家の里に広がる美しい風景を紹介していきます。
 

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